9月あれから半年
震災報告−あれから半年 9月20日(火) 雨。昨日19日、おこなわれた東京・明治公園で「さよなら原発」集会に6万人の参加の中で開催されました。

大江健三郎さんの集会での発言要旨は次の通り。
二つの文章を引用する。第一は、私の先生の渡辺一夫さん=故人・仏文学者=の文章だ。「狂気なしでは偉大な事業は成し遂げられない、と言う人々もいるが、それはうそだ。狂気によってなされた事業は、必ず荒廃と犠牲を伴う」。これは今、次のように読み直せるだろう。「原発の電気エネルギーなしでは偉大な事業は成し遂げられない、と言う人々もいるが、それはうそだ。原子力によるエネルギーは、必ず荒廃と犠牲を伴う」
第二の文章は、新聞から。イタリアの原発に関する国民投票で、反対が9割を占めたことに対し、自民党の(石原伸晃)幹事長が「集団ヒステリー状態になるのは心情として分かる。反原発と言うのは簡単だが、生活をどうするのかということに立ち返ると、9割が原発反対だからやめましょうという簡単な問題ではない」と言った。イタリアではもう決して、人間の命が原発により脅かされることはない。しかし日本人は、これからさらに原発の事故を恐れなければならない。私らはそれに抵抗する意思を持っているということを、想像力を持たない政党幹部や、経団連の実力者たちに思い知らせる必要がある。そのために何ができるか。私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。しっかりやりましよう。(9月20日付け福島民友新聞より)
台風15号が九州、四国、東海地方に水害の被害が多く出ています。台風12号で大きな被害が出た和歌山県、奈良県も心配です。
今朝の新聞に小さく、「いわき倒壊家屋から遺体」の記事。県警は19日、いわき市豊間の倒壊家屋の瓦礫の中から、3.11東日本大震災の犠牲者とみられる女性の遺体1体を発見した。瓦礫撤去作業中の住民が見つけた。と報道しています。
日本原子力学会の大会が、19日から開催され、東北大学名誉教授の首藤伸夫さんが、同学会会員では教授が、特別講演を行ったと報道しています。23年前首藤名誉教授は、津波の危険性を指摘していました。
1988年11月号の「電力土木」に掲載された論文で、『電気系統などが海水に浸かって障害をを起こす。過去に被害が無くても対策は、講じられなくてはならない』と述べています。
「想定外だったと一生懸命騒いでいるがそういう姿勢では大災害には、備えることが出来ない。」 「過去に被害の例が無くても対策は講じられなくてはならない。」と述べ「津波対策をやるときは、想像力を働かせ、昔の津波がここに来たら、今の沿岸地域では、何が起きるのかを考えながら、津波対策をやらなければ」と、述べていました。
東京電力福島第一原発を襲った津波は、13.1mで東電や国の想定は、5.7mでした。
原発事故の賠償請求 弁護団結成へ準備会発足−いわき、設立趣旨説明−
原発事故による損害賠償などを求める被害者らを支援する「福島原発被害請求弁護団(仮称)」の準備会が19日、いわき市で開催されました。準備会には、いわき市の広田次男弁護士ら福島県の7人の弁護士の外、趣旨に賛同する関東の弁護士ら30名が参加。問い合わせ先は、広田次男法律事務所(電話;0246-24-2340)まで