3月12日(土) 晴れ時々曇り。福島第一原発一号機、炉心溶融。午後3時半一号機爆発建屋破損、放射能拡散か。薪取り。マルトやD2、マツモトキヨシに行くが店の後片付けで閉店や、買い物客で長い行列。地割れ多し。水を求める人々。タライを持っている人もいた。ポリタンクで水を渡辺藤一さんの所に持っていく。家内は、荷物まとめいつでも避難できるようにした。恐怖でいっぱいのようだ。無論、自分自身もだが、慌てて、何処に行けばいいのか充てもない。「自主避難」ほど心細いものは無い。家内と口喧嘩となる。「自主避難」すればなんの保証もない。自分勝手に避難したのだから。(日記から一部挿入)

3月13日(日) 晴れ。3月13日現在、ネツトカフェが被害をうけ、アップできません。統一行動中止。水持っていく。渡辺正道さん水汲みにくる。渡辺藤一さんたちも水汲みにくる。小枝集め。炭作り。風呂入る。(日記から挿入)

3月14日(月) 晴れ。午前11時1分、東京電力福島第一原発三号機水素爆発。回覧二回来る。小枝集め。炭作り。渡辺正道さん水汲みにくる。自転車でマルトにいくが品物、ほとんど無い。「震災報告」のはがき出す。(日記から挿入)

3月15日(火)晴れのち曇り夜雨。午前6時14分、東京電力福島第一原発二号機で爆発音。午前9時38分第一原発四号機で火災発生。確定申告の提出期限だが、震災で延期可能になった。蒔き切り。炭作り。渡辺千恵さんたち水汲みに来る。夜、10時半ごろ、静岡・富士宮市で震度6強の地震発生とのこと。(日記から挿入)


3月16日(水)明け方まで雨。日中晴れ、小雪舞う。 ガソリンスタンドもショッピングセンターも売り切れ、我が家は、マキストーブで消し炭を作り、コンロに炭を入れ、暖をを取っています。

3月17日(木) 晴れ。底冷えの日だった。小枝集め。蒔き切り。炭作り。みんなガソリンが無くなったのか?水汲みに来ない。(日記から挿入)

3月18日(金) 晴れ。今日、地震から7日目。 東京電力は、今まで、その公表を隠したり、偽造もしてきた。時の政府も言いなりになってきた。 地震というのを、マグニチュード8だからというお決まり文句でいうのは、もう当てはまらない。

今回の原子炉は、プルサーマルを稼動しており、さらに

日本で一番古い原子炉であること、すでに警告を発しつづけてきた。しかし、昨年プルサーマルを稼動し福島県も、国も推進してきたことは、非常に重いことである。

3月19日(土)晴れ。 今日、いわき市から自治会を通じて、福島原発の事故に伴う「安定ヨウ素剤」が配布されました。 午後6時58分頃、震度5+の地震がありました。 報道によると、郡山市長原正夫氏は、「今の福島原発は廃炉にすべきだ。」と述べ、国に提言したと報じました。 

震災報告−4へ