コラム−2月20日
普選初の総選挙
選挙資格を財産や身分によって制限せず、国民一般に解放せよ、と普通選挙制を求める運動(普選運動)が高まり、1925年3月、男子のみの普通選挙法が成立した▼
28年(昭和3年)2月20日、男子普通選挙法による初の総選挙が中選挙区制で行われた。非合法におかれた日本共産党は山本懸蔵(北海道一区)、唐沢清八(東京四区)、徳田球一(福岡四区)、井之口政雄沖縄)ら11人の党員を労農党から立候補させてたたかった▼
選挙戦のなかで日本共産党は君主制の廃止、18歳以上の男女の普通選挙権、言論・出版・集会・結社の自由、8時間労働制、大土地所有の没収、帝国主義戦争反対などの政綱を示し、「天皇と結びついたブルジョア議会を破壊し労農の民主的議会をつくれ」のスローガンを掲げた▼
結果は政友会217議席、民政党216議席。無産政党は計49万票(約4・7l)を獲得し8人が当選。そのうち労農党は最も多い19万票(約2l)で山本宣治(京都二区)、水谷長三郎(京都一区)の2人を当選させた。(2月20日)