コラム−11月18日
県民健康調査
福島県は県民健康管理調査を行っている。原発事故発生から7月11日までに個人が受けた被曝線量の推計値を明りかにする。避難区域にいた県民が対象で、健診や今後長期にわたる健康管理の基礎資料とする▼
調査は危険区域から始め、わが家に「問診票」が屈いたのは11月17日。3月11日から同25日までの滞在場所は(屋内、移動、屋外)と、(自宅、自宅の畑、車内、避難所、滞在住所)とし、屋内の場合は建物が(木造、コンクリート)、時間(O時から24時まで)を矢幅(←→)で記入する▼
3月26日から7月11日までは滞在地と定期的な外出先(地名は番地まで)。県外の滞在は市町村名でよい。外出先の施設名、外出先での屋内滞在時間(1日あたり)と屋外滞在時間(同)。該当する曜日▼
一時帰宅で避難区域に入った場合はその日付と行動。3月11日から月末まで自分の畑や果樹園の作物、飼育家畜の乳の摂取量、食物の種類と量、露地かハウス栽培か。食べた回数など。8ヵ月以上経っての記入は、とても無理な内容だ。(11月18日)