コラム−11月20日


2議席とったぞ

大震災で延期されていた福島県議選が7か月遅れて実施された。投票時間が1時間繰り上げて午後7時まで。いわき市選挙区(定数10立候補15)の、目本共産党の長谷部淳候補の選挙事務所に行って開票を待つ。8時半から開票が始まった▼

NHKテレビをみていたら、いわき市の当確者がテロップで流れた。公明、自民新に続いて土産党の長谷部淳、宮川えみ子両候補の当確がでた。えっ、早いなあ。午後9時23分だ。当選だ、2人当選だ、と事務所に歓声があがる▼

選管確定がでた。長谷部淳澤11197票、宮川えみ子、11171票い。すごい。竹を割ったような票の振り分けで両候補の差は26票。長谷部3位、宮川4位の高位当選。これは選挙結果の芸術だ。前回初めて複数議席に挑んだが、票が偏って1議席に止まった。投票率が前回より8・69ポイント下回る44・64lで、前回票をほぼ確保した▼

いわき市の共産党2議席は原発事故後の選挙戦の象徴的な出来事だ。県民は東電や国にモノ言える党に大きな期待を示した。(11月20日)

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