コラム「凡言録」より4月16日
東・関大震災−4−16
妻が体調を回復したので、また宇都宮に乗せていった。義母は熱が上がったり下がったりで、容態は同じ。ただ、しばらく休んでいた濃厚栄養剤を鼻から注入することは再開したので、体力はつくのかなと思う
▼JR宇都宮駅西口に「餃子像」がある。餃子の皮に包まれたヴィーナスは「餃子の街一宇都宮の象徴だ。宇都宮では外食で、駅ビルの中にある牛丼屋、うどん屋、餃子定食屋に代わる代わる入って食べている
▼宇都宮がなぜ「餃子の街」なのか。観光案内所の説明によると、ニラの産地で、全国の県庁所在地や政令指定都市のなかで、世帯あたりの鮫子の年間支出額が6134円で全国1位だということ。2位は浜松市の4755円、3位は京都市の3067円だから、ダントツ。それを町起こしに利用したらしい
▼安い餃子定食しか食べないので、宇都宮餃子の特徴が分からない。焼餃子、水餃子に揚げ餃子、スープ餃子に加えて、餃子の具がニラ、ニンニク、シソ、椎茸、舞茸、チーズ、激辛---。特徴はこの多彩さかと思う。(4月16日)