3月25日 晴れ後みぞれ。2月ごろの気温でした。 今日、3月25日巨大地震から二週間目、未だ回復の目処どころか、東京電力福島原発の状況は、悪化するばかりです。道路の亀裂は、いたるところにあります。ガソリンスタンドは、給油待ちの長い車の行列。一時の待つ時間は、いくらか短縮したものの、営業しているスタンドが少なくいのが現状です。
「お客さんの為、新潟まで仕入れに行った。ガソリン代を気持ちでいいからカンパしていただきたい。そうすれば、また、仕入れにいくことができるから」と、近くのお店の店主は、話してくれました。
3月26日 晴れ。24日に発生した下請け(東電では、協力会社といっている)労働者の被爆から、三日たった今日、東京電力は、またもや情報隠しとも取れる会見を行った。情報が遅い!
原発避難民は、流転を余儀なくされて、どこへ行くのか不安である。今朝の8時20分からの「NHKふか読み」で小野アナウンサーがいわきの人の声として、いわきのことを忘れているのではとの切実な声を紹介していました。福島で一番多い人口のいわき市は、見捨てられているような気がします。被害妄想でしょうか?
福島陸前浜街道沿いの人々は、放射能という目に見えない怪物におびえ、将来の展望を失いかけ、精神的にも打撃をうけています。限界集落にこそ、正確な情報と、自宅難民を救うのが政府や県自治体のとるべきことではないでしょうか。