震災報告5月9日(月)晴れ。6日に確認できなかった湯ノ岳断層の写真を撮るため、上遠野、入遠野に行き、おばあちゃんたちの案内で、断層や住み慣れた住居の被災状況を教えていただきました。

三人のおばあちゃんに声をかけると、地震の時の恐怖を語ってくれました。

4.11地震で、断層に近い住宅は、大きな被害が出ています。高齢者が多い山間部に温かい手を!


断層は、包丁で切ったような状態です。ここは、遠野町上根本折松地区折松橋から約100メートル上流。近い住宅までは約30メートル。何万年の堆積が見えます。


この断面は、保存すべきだと思います。

家の壁も落ち、門が傾いてます。

水系が変わり、今まで豊富に流れていた小川も干上がり、湯ノ岳断層により林道の脇から水があふれ、林道は、ぬかるんでいました。

小さな小さな集落のお宮さんも断層で大きな損傷。


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