4月21日(木) 曇り時々晴れ。今日、菅政府は、警戒区域を明日0時から設定すると突然言い出した。立ち入りの禁止、違反した場合10万円以下の罰金。自分の住んでいた家に自由に帰ることのできない住民は、猛烈に反発、民主党菅総理は、福島に入り、被災者に理解を、と言ったが、突然の出来事に被災住民は、翻弄し不安を助長するだけでした。
18日取った写真と芝桜の鉢を届に薄磯海岸に行ったところ、外人さんが写真を撮っていたので、声をかけました。奥さんが日本人でデンマークに住んでいるとのこと。日本に行くのが、許可が下りず、20日の日やっと日本に着たとのことでした。スベン・エリックさんと妻のトミコさんでした。

エリックさんたちと話していると、ラジオ福島のアナウンサーの菅原美智子さんが取材のため車から降り、取材を始めました。


全国の医療チームが近くの避難所「沼の内公民館」に入っていました。
18日撮った写真を届に行く途中、いわき市上大越で年老いたおばあさんが、草刈を行ってました。おばあさんは、刈り取っていたのは、雑草だけでなく、菜の花や、野菜を処分していたのでした。おばあさんは、「原発なんて要らないから」、と憤りを顕にしていました。風評被害で農作物は、「作っても売れないしどうすれば」いいのか。「保証はなにも無いから農作物は作れないよ。」と語気を強めて私に話してくれました。そこの畑は、夏井川の堤防が破壊されず、津波の被害を免れたところでした。

夏井川河口付近の民家が津波で