震災報告トップへ戻る
草木庵トップページへ戻る

4月14日 晴れ。 ネットカフェは、11日の地震で休館になっていましたが、昨日から営業を開始したとのことでした。午後12時9分大きな揺れを、小名浜のネットカフェで体験しました。その後、いまだいってなかった勿来漁港、および茨城県の平潟漁港、大津漁港の写真と、上遠野の4月11日〜12日の地震(余震)による土砂崩れの現場を見てきました。いわき市勿来漁港は、入り江になっているにもかかわらず、港そのものは、被害を見つけれませんでした。民家は、それなりの被害が出ていました。福島県から茨城県、千葉県は、三陸海岸のように深い入り江も少なく、津波の被害は、少ないとされてきました。

小さな小さな勿来漁港の4月14日の風景です。春の暖かい日を浴び、大津波が無かったかのように穏やかな表情です。地元の人の話によると、漁船は、津波警報の後、沖合いに避難し、被害が少なかったといっていました。津波に飲み込まれた人も、かろうじて助かり、事無きを得たと言っていました。津波は3メートル以上来たそうですが、地形的に3.11地震の三箇所の一つ千葉沖の震源からの波が、小さな岬をで留まり、幾分力を和らげたといっていました。

茨城県平潟港の現在の様子です。    瓦礫などは、片付けられ、工事も始まっていました。

住宅ののり面が崩ていました。ブルーシートがかかっているところは、3.11、4.11手前のは4.12の地震によると住民は、話してくれました。

住宅と住宅の間に家の土塀が崩れて危険な状態でした。

復興に向けて、道路の整備が、少しずつ行われています。

茨城に入ると、海岸は一変しました。

大津漁港も大きな痛手を受けていました。一ヶ月以上たっても遅々として進まぬ復興

外観は残っていても、悲惨な状態です。

一階部分は押しつぶされ二階もこのような有様

商店街は、見る影もなく

いわき市上遠野の石垣の4月11日の地震により崩落現場

以上がいわき市勿来地区・北茨城市の被災の極々一部です。

震災報告18−4月15日〜17日に進む

復興への道のりは、険しい。おばあちゃんの話では、津波が二階の部分天井の20センチまで迫ったと教えてくれました。

3.11東日本巨大震災に伴う津波の報告を一応終え、余震の被害状況・いわき沿岸部の復興への記録を引き続き行っていきます。

大きな余震が続くため、後片付けも思うようにはかどりません。もっと大掛かりな後片付けと、復興が求められます。

気象庁発表14日震度1以上の地震は全国で21回
震源地が福島県内で震度1以上の地震は、8回

2011年4月14日05:39: 0.0 37゜24.0'N 141゜18.0'E  30km M:4.2 福島県沖
最大震度:3

2011年4月14日06:43: 0.0 37゜ 0.0'N 140゜42.0'E  20km M:4.1 福島県浜通り
最大震度:3

2011年4月14日12:09: 0.0 37゜ 0.0'N 140゜48.0'E  10km M:5.5 福島県浜通り
最大震度:4

2011年4月14日16:32: 0.0 37゜12.0'N 141゜30.0'E  40km M:4.0 福島県沖
最大震度:3

2011年4月14日20:24: 0.0 37゜ 6.0'N 140゜48.0'E  10km M:4.3 福島県浜通り
最大震度:3

2011年4月14日20:46: 0.0 37゜ 0.0'N 140゜36.0'E  20km M:4.2 福島県浜通り
最大震度:3

2011年4月14日21:24: 0.0 37゜ 6.0'N 140゜54.0'E  0km M:4.5 福島県浜通り
最大震度:3

2011年4月14日23:50: 0.0 37゜ 6.0'N 140゜54.0'E  0km M:3.4 福島県浜通り
最大震度:3

震災報告17−4月14日勿来漁港・茨城県大津漁港