震災報告69−2月21日(火) 晴れ。水汲み。

 

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震災報告69−2月22日(水) 晴れ。水汲み。

 「赤旗」によると、福井孝善さんの訃報が掲載されていました。2月21日ご逝去。享年77歳。元白鳥事件対協事務局次長。ご冥福をお祈りいたします。

震災報告69−2月23日(木)雨のち曇り。水汲み。

 福島県議会代表質問に宮川えみ子議員が立ち、いわきから25名が傍聴に参加しました。本会議の様子は、規制のため撮影や、録音は出来ませんでした。なぜ、撮影禁止なのでしょうか?

震災報告69−2月24日(金)晴れ。気温少し上がる。水汲み。

 東京・国会請願に参加。帰宅午後7時半。

震災報告69−2月25日(土) 小雪のち雨。曇り。水汲み。

震災報告69−2月26日(日)曇りのち晴れ。

 水汲み。夕方、久之浜の高木さん宅にコラムの原稿を頂に行く。

 いわきし植田公民館で公民館祭りが開催され、「平和のための勿来の’12戦争展」25日から26日まで開催されました。今回は、東日本大震災直後の勿来周辺の被災状況の写真の展示や、東京電力福島第一原発事故にともない、放射線からどう身を守るのか。など多彩にわたって展示されていました。また、韓国からの被災地に向けたメッセージや、第六回朝鮮人戦時労務動員の被災者を訪ねての企画展。

 26日は、「オーロラの下で」(シベリア抑留の体験を語る)と題して勿来在住の金成貞雄さん(82歳)が体験を語りました。

宮川えみ子県会議員も参加していました

貴重な資料も展示されています。

在郷軍人名簿は、和紙で書かれています。

日本共産党福島県議団の5人衆

2011年3月11日大震災当日の勿来・植田を襲った巨大津波。いわき市勿来在住の上遠野和祐氏撮影

震災報告69−2月27日(月)晴れ。北風強し。寒い一日。

震災報告69−2月28日(火)晴れ。風強し。一日寒い。水汲み。放射線測定をおこなう。

いつもの水汲み場の今日の放射線測定値です。2/28/12:6〜

四つ倉から舞子浜通りを通り薄磯海岸被災地のホットスポットの杉の所に元旦以来2ヶ月ぶりに測定しました。

 この大震災の取材中、3月30日この周辺のお店は全く開いていなかった中、中之作で開いていた釣具屋さんが元気で開いていました。奥さんが、見ず知らずの私を快く迎えていただきました。冷凍されていた魚を頂いたこともありました。

 その後、何度かおじゃましました。しかし、一度も写真を、撮ることをしていませんでした。今日、お詫びして、改めて坂本夫妻の写真を撮らせていただきました。

 奥さんが抱いているスピッツは、2ヶ月前迷子の犬が来て面倒を見ている、とのことでした。

放射線量の高かった杉の木の下で4度目の測定

杉の木から1b地点で測定しました。

杉の木から東方向に7b地点で測定しました。杉の木の影響は、無いと言えます。

杉の木から東方向に2bの地点で計測しました。

おそらく庭木であったであろう二本の杉の木の向かって左側の木の下が1以上を計測しました。

 今日、福島原発事故調査委員会(民間)が10ヶ月にわたる調査結果の報告書が発表されました。報道からだけですが、東電そして当時の菅政権のとった行動に、本当あきれ果ててしまいました。ただただ、驚きと、怒りだけです。

 東電は、加害者です。加害者意識のない東電は、事故調の調べに応答しなかった。東電王国は、国民に対する挑戦です。

震災報告69−2月29日(水)雪のち曇り。

 福島県議会平成24年2月県議会定例会一般質問にいわき市選出の長谷部淳氏(会派・日本共産党)が質問に立ち、一)原子力発電所事故対応等について、二)日本原子力産業協会について、健診の無料化について、三)医療提供体制について、四)医療提供体制について、五)介護保険について、六)「子ども・子育て新システム」について、七)社会保障についての七項目にわたって県の対応をただしました。

 福島県庁の庭にも雪が積もりました。一昨日27日借りた測定器を持って福島県庁に向かいました。福島県庁の守衛に聞きました。「放射線量の数値が0.5〜0.6マイクロシーベルトあるけど少し高いね」と言うと、その守衛さんは「もっと高いところもあるよ。県庁中の一部では、10マイクロシーベルトから20マイクロの所もあるよ。」と教えてくれました。

 原発から五〇`も離れたところがこんなに高い。東電・国の責任は重い!推進役をになった県もその責任は、重い。東北自動車道を走っていると、車中で郡山周辺は、0.5〜0.6マイクロ。福島松川PAの売店内は、0.08〜0.06を計測しました。

質問直前の15分の休憩時間を利用して傍聴参加者(いわきから二三名)に挨拶する5名の日本共産党県議団

明け方4時頃から降り始めた雪は、朝起きたら、辺り一面真っ白になり、夕方4時頃まで降っていました。積雪は、約15aになっていました。前の県道パノラマラインは、今年初めて、雪除車が出ました。

県議会の帰りバスは、阿武隈高原パーキングで休憩中、地震発生のため、常磐高速道路の一部通行止めのため、いわき三和インターから国道49号線に迂回し、帰宅しました。▽地震午後6時頃地震あり。福島県沖、M5.3、震源の深さ40`、震度4いわき三和、楢葉、震度3いわき平、郡山湖南、白河、など、震度2いわき市小名浜、福島など

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2012年2月議会一般質間
2月29日
目本共産党の長谷部淳です。私はちょうど7年前のきのう、2月28目、この場でこう言いました。

「大地震や大津波があったときに、原発が大事故を起こして大量の放射性物質を外部にまき散らすことで、地震災害と大規模放射能災害とが増幅し合う人類未体験の破局的災害は何としても避けなければなりません」。
 これは当時、すでに地震学者や原発にかかわる学者、市民運動の人たちが警鐘を鳴らし続けていたことであり、原発事故は、これらの指摘を省みなかったことによる明らかな人災です。この事故がなかったならば、16万人の避難者を生み出すこともなく、また、受けるはずのなかった精神的苦痛、風評被害、自主避難に要した経費を含め、事故によるあらゆる被害を全面賠償させることは当然のことであります。そこで確認いたしますが、県としては、全県民対象の賠償を求めていくにあたり、原発事故が明らかな人災と認識しているのか、知事の考えをお聞かせください。−−−略−−−

日本共産党福島県議長谷部氏の質問の一部を紹介します。