コラム「凡言録」より5月21日


 避難者救うんだ大震災と原発事故の被災者救援で、日本共産党の各支部が活動している。福島県の共産党の会合で、いわき市の馬上勇孝さんが活動の一端を報告した▼

馬上さんが活動する内郷・好間地域では地震2日後から、地震と津波で避難してきた人たちを救援しようと事務所に集まり、焚き出しをおこなった。おにぎりを避難所の小学校に60個、中学校に80個届けた。水がたりないと知り、遠くの家へ数回往復し、井戸水を運んだ▼

次にはプロパンガスが使える家で調理、事務所の卓上コンロで温めた豚汁とおにぎり、水を避難所に届けた。体育館は寒くて、「みそ汁、いいね」と喜ばれた。小学板では避難所の責任者が大きな声で「共産党さんから豚汁の差し入れがありました」と紹介した。3月は1日10人、のベ173人が救援活動にとりくんだ▼

放射能汚染の不安が広がるなかで原発学習会も開いた。予想を超える80人もの参加者があった。他の地域でも40人の参加があった。出された23件の生活要求も弁護士や党議員と相談し全部解決じた。(5月21日)


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