コラム「凡言録」より9月28日

 小沢元秘書有罪

民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で東京地裁(登石郁朗裁判長)は政治賢金規正法違反の虚偽記載をすべて認定し、小沢氏の元秘書3人に有罪判決を言い渡した▼

陸山会をめぐる事件とは、西松建設から受けた献金を同社のダミー政治団体からの寄付と偽って収支報告書に記載した件、陸山会が取得した土地の購入費を同報告書に記載しなかった件だ。さらに起訴内容になかった水谷建設からの1億円の裏献金も認定した▼

判決は岩手県や秋田県での公共工事受注について、「本命業者の選定に関し、小沢事務所の意向が決定的な意向を持って」いて、小沢秘書「天の声」を出していたと認定。土地購入事件では小沢氏から借りた4億円を複数の口座に分散入金するなど隠ぺい工作」し「4億円を隠すため、故意に虚偽記載した」とした▼


土地購入事件に関し、小沢氏は市民団体か告発され検察審査会の2回目の議決で強制起訴されている。その公判が10月6日から始まる。巨悪を逃すな(9月28日)


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