震災報告48−あれから半年−9月25日 いわき市四ツ倉海岸で凧上げ大会開催
いわき市四ツ倉海岸で凧上げ大会が今年も復興を願って、開催されました。会場に着いたのが午後12時半過ぎでいたので、揚がっていた凧も少なくなっていました。
3.11地震・津波による天災被害そして東京電力福島第一原発の爆発の人災を乗り越えて
復興を願って、仙台から駆けつけ、仙台有隣堂表具店の眞砂俊雄さん、朝5時から凧上げに興じていると語ってくれました。
スカイツリーの凧
いわき四つ倉 復興支援の大凧「凧絆」
帰り海岸を走り、半年後の写真を撮りました。
いわき市豊間中学校とその周辺の被災の半年後の状況です。復興という文字から、遠く置き去りにされた感じです。瓦礫は青いフェンスに囲まれ、うずたかく積まれたままでした。学校はいつ再開されるか解りません。校舎も瓦解しています。 半年前4月2日はこちらから 半年前4月18日はこちらから
ひばりの記念碑 近づくと「乱れ髪」の歌が流れるのですが、今だ、壊れています。また、台座の部分が動いたままになっていました。
武者凧にがんばろう東北 まけるないわき
9月26日(月) 曇り。午後4時49分頃北海道浦河沖で地震。 緊急地震速報発令、M4.3 震度4観測。
浜岡原発から10`の牧ノ原市議会は、永久に原発再開はしないと11対4の大差で可決、市長も再開しないと表明。
午後5時20分頃 会津地方震度4 M4.1深さ10`喜多方震度3
陸山会事件判決
米国大統領の広島・長崎訪問に外務次官が「時期尚早」と伝えたと、ウィキリークスが公開しました。
9月27日(火) 曇りのち晴れ。夕方放射線測定器を借りに藤原公民館に行きました。隣の幼稚園の遊び場で子供達が嬉々として遊んでいました。この幼稚園では、除線も行い、毎日放射線の測定を隅々まで行っています。
9月28日(水) 曇り後晴れ。
線引きをすると発表昼前から測定に出かける。日に当たると暑く汗が出る。ラジオで白河のマホロンで考古学からの地震についての講演会が10月1日あるとのこと。夕方、公民館に測定器返却に行く。マホロンでの件を聞く。ネットで検索していただきプリンとしてもらう。その脚で考古館に行く。館長に会いマホロンの件聞く。さらに、9月30日市民大学で、館長が講演を行うとのこと。
9月29日(木) 晴れ。早朝4時31分頃地震ありました。ゴミ出し。
地震市民大学の件でいわき市役所に行く。一階の奥が、工事のフェンスが張ってあった。職員に聞くと3.11地震で大きな被害を受けたとのこと。天井は落ち、フロアーは、大きく波打ったが、幸いにもけが人は出なかったとのこと。3.11の地震は、金曜日の午後2時26分でした。工事がほぼ完了に近いようです。市役所周辺は、特に被害が大きい様です。
緊急地震速報夕方7時5分頃、M5.3 震度5強浜通り、震源いわき沖ごく近く、深さごく浅い。小名浜のネットカフェから帰るとき、下船尾の交差点にさしかかり、赤信号で停車。その直後、強い横揺れを感じた。大きく揺れ街路樹から一斉に数十羽の鳥が飛び立ちました。数秒後ラジオは7時のニュース報道中、緊急地震速報のチャイムが鳴り、地震情報に変わりました。すでに地震は来ていました。極近く、震源も極近かったため、緊急速報が間に合わなかったのでしょう。今日は、特に地震が多い日です。
9月30日(金) 晴れ一時曇り。市民大学「いわき学部−東日本大震災といわきの指定文化財=被害状況の今後の対応=−と題して、いわき市考古資料館館長 樫村友延氏の講演がいわき市生涯学習プラザ4階大会議室で午後2時から開催されました。県指定、市指定の文化財にも多くの被害が発生しました。今日、3.11・4.11地震に伴う現在死者310 行方不明38の被害が出ているいわき市の文化財の被害状況について報告しました。
平成9年から開校したいわき市の市民大学は、平成23年度は、3月11日の東日本大震災関連の講座になっているのが特徴です。
講演を行う、いわき市考古資料館館長 樫村友延氏
御斎所街道は、4.11地震で大きく破壊され、やっと復旧で全線通れるようになりました。この様な崩落箇所は、何カ所もあり、従来の道路を仮橋を付け、対岸を迂回するところもありました。御斎所街道は、湯本から石川を経て、白河を結ぶ幹線道路です。ここは、鮫川の上流、いわき市田人町石住地区です。この付近を塩ノ平断層が走り、大きな被害が出ました。塩ノ平断層と周辺の震源地
東北電力女川原発で2008年8月「やらせ」が行われたと報道。