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◎東北地方太平洋沖地震(通称“東日本大震災”)2011.03.11 |
日本列島東部 M9.0 巨大津波 連動地震。 |
死不15,000~20,000超、10m超の大津波猛威、火災も多発。日本海溝の広範の岩盤が破断したとされる。日本の観測史上最大の巨大地震。津波はアメリカやペルー・チリなど環太平洋で広く観測された。仙台平野一帯が0.7m沈降し、津波と相まって冠水した。現時点における、戦後日本最悪の災厄と言える。加害者東京電力福島第一原発で緊急停止後に冷却機能マヒによって、部分的な炉心溶融が発生したと見られており、放射性物質放出の恐れから周囲に避難指示が出された。人類が初めて経験した地震・津波による原子炉の炉心溶融発生。初の人的被害 |
◎岩手・宮城内陸地震2008.6.14 M7.2 震度6強、8;13 山津波発生 死亡13名
|
◎2003年十勝沖地震2003.09.26 |
北海道 M8.0~8.1(8.3?) 不明3、傷多数、津波、石油タンク炎上。 |
◎南西諸島はるか沖地震(八重山諸島)1998.05.04 M7.4~7.6(7.5) |
◎三陸はるか沖地震1994.12.28 |
東北沖 M7.6~7.7 死不3、青森・道南で被害、津波。 |
◎1994年北海道東方沖地震1994.10.04 |
千島(国後) M8.2~8.3 死不15(国後など)、大津波。 |
◎北海道南西沖地震1993.07.12 |
日本・北海道 M7.7~7.8 |
死不230、大津波(最高32m)、傷多数。沿海州(ロシア・朝鮮半島)でも津波被害。 |
◎釧路沖地震1993.01.15 |
北海道 M7.5~7.8 死不2、傷1,000、地滑り、深発地震。津波。 |
◎1968年十勝沖地震1968.05.16 |
東北沖 M7.9~8.2 死不50余、津波。 |
◎チリ地震1960(昭和35年).05.22 チリ南部 M9.5 |
死不2,200~5,700(1万?)、広域地殻変動、大津波(最大24m)、世界史上最大の超巨大地震。津波は太平洋を伝播し、ハワイで死60。日本にも大規模遠地津波(6m)、死不140以上。震源域1,000×200kmにも及んだ。 |
◎エトロフ島沖地震1958.11.07 |
日本・千島(択捉) M8.1~8.3 津波、日本本土有感。 |
◎十勝沖地震1952.03.04 北海道 M8.1~8.3 死不30余、津波。 |
◎福井地震1948年6月28日 M7.1 死者3000名を超えた。1944年の東南海地震の誘発地震 |
◎南海地震(昭和南海地震)1946(昭和21年).12.21日本・南海(四国) M8.0~8.2 |
死不1,300~1,400、津波。 /今年で65年 |
◎三河地震(東南海地震の余震)1945(昭和20年).1.13 愛知県蒲郡市の西方を震源 M6.8 |
死不2,306名、 |
◎東南海地震1944.12.07、昭和19年。 日本・東南海 東海地方 M7.9~8.1 |
死不1,200以上、全壊2万6130戸大津波(10m)戦時中の報道規制のため、戦後しばらく詳細不明。 |
◎昭和三陸地震1933.03.03 昭和8年 東北東部(三陸海岸) M8.1~8.5(Mw8.4) |
(津波)死不3,100、大津波(最大29m) |
◎関東地震/関東大震災1923.09.01 大正12年 |
南関東 M7.9 |
死不99,000~142,000(20万以上?)、全半壊20万超、全半焼20~40万戸。東京市街ほぼ焼失、被害額当時の国家予算の3倍。横浜・小田原・丹沢大山でも被害甚大、震生湖出現、大津波(最大12m)日本史上最悪の災害の1つ。 |
◎明治三陸地震津波東北東部(三陸海岸)1896.06.15 明治29年 M7.2~8.2(Mt8.5) |
死不22,000、巨大津波(最大38m)地震動軽微(いわゆる津波地震) 日本近海の津波災害としては史上最大。 |
◎日本・北海道(根室沖)1894.03.22 M8.2~8.3(?)津波。 |
◎濃尾地震1891.10.28 明治24年 岐阜県・愛知県 M8.0 |
死不7,300、全半壊20万超、大断層。 |
◎チリ北部沖地震1877.05.10 チリ北部沖 M8.3~8.5(9.0?) |
死多数、大津波、日本に2m以上の遠地津波。1868年地震のすぐ南で発生か。 |
◎浜田地震1872.02.04(島根県石見) M7.1 死者・行方不明550名 津波発生。 |
◎安政地震(安政東海地震・安政南海地震)1854年12月23日~12月24日 |
東南海 M8.4~8.6(8.4×2)連動地震。 |
死不数千~10,000(30,000?)広域被害、大津波(最大16m)東海地震から32時間後に南海地震発生。 |
◎1856.08.23 青森県沖 M7.5~8.0 1968年十勝沖地震に似た地震。死者29、津波襲来。 |
◎東北で地震1793年2月17日 M8.0~8.4 死不数十~700(?)津波 |
◎南西諸島地震(八重山諸島・明和大津波)1771年04月24日 |
八重山 M8.0(8.4×2)連動地震。 |
(八重山地震)死不数12000名以上広域被害、巨大津波(最大30m~80m) |
◎青森県沖地震1763.01.29 M7.4~8.0 1968の十勝沖地震に似た地震 死者・行方不明 津波発生。 |
◎宝永地震1707(宝永4年).10.28 日本・東南海 M8.4~8.7 日本史上最大の巨大地震の1つ。 |
死不4,900~25,000、損壊80,000超、大津波(15m以上)、広域烈震。連動地震。宝永4年 |
◎元禄地震1703年12月31日元禄大地震発生しています。南関東 M8.0~8.2 |
死不数千~10,000、江戸等で火災猛威。津波、隆起最大4m、南関東最大の地震。 |
◎東北東部(磐城~房総)1677年11月4日 この項目磐城被災のページを参照ください。 |
東北東部(磐城~房総) M8.0 死不540、津波。津波地震の可能性がある。磐城で被害;浜家330戸流失、稲大方流れ、塩釜家破損、船97艘、男女死亡75人、怪我人多数、牛馬30死(小名浜・永崎・中之作・薄磯・四倉・江之網(『寛文十一年~延宝八年磐城御料内大風雨大波洪水之節覚書』) |
◎慶長三陸地震丁度400年前の1611年12月2日「慶長三陸地震」の大地震発生しています。「陸奥国地震後大津波あり。」伊達領内にて男女千七百八十三人、牛馬八十五頭溺死す。又、現在の陸中山田町付近・鵜住居村・大槌町・津軽石村等にも被害多し |
東北東部(三陸海岸)M8.1 連動地震。 死不1,800~5,000、大津波。会津地方も被害 |
◎慶長地震1605.02.03日本・東南海7.9~8.1(8.2?) |
死不2,500~5,000、津波。複数の震源(相模湾でも地震?) |
◎明応東海地 日本・東南海1498年9月20日 8.2~8.4(8.6?) |
死不16,000~40,000、大津波。浜名湖が海とつながる。 |
◎正平南海地震1361年8月3日 南海(土佐)M8.2~8.5 |
(東海連動型の疑いも)死多数(数万?)、大津波。 |
◎鎌倉地震1293.05.20日本・南関東M7.0~7.5(8?)死不数千~23,000(3万?)、火災。 |
◎康和南海地震1099.02.22日本・南海(土佐)M8.0~8.3 広域被害、津波。 |
◎永長東海地震1096.12.17日本・東海M8.0~8.5広域被害、津波。 |
◎石見地震 万寿三年(1026年6月17日、旧暦5月23日)の大地震による一人丸終焉の地、鴨島が海中に没 津波発生 M不明 |
◎仁和地震(五畿七道地震)887年8月26日 |
東南海(?) M8.0~8.5 連動地震。 |
死多数、大津波、広域被害。東海・南海連動型の地震と言われているが、震源に異説(中央構造線説)あり。 |
◎約1500年前日本・西部南岸(9?)巨大津波 連動地震。 |
津波・地殻隆起の痕跡から推測、 東海・南海・九州沖で連動巨大地震か?1707年宝永地震を凌ぐ規模の可能性。 |
◎白鳳南海地震684年11月29日 南海(土佐) M8.2 |
広域被害、津波。世界で最も古い巨大地震記録の1つ。 |
◎貞観三陸地震869年7月13日範囲は、3.11東日本大震災と同じ規模? 連動地震。 |
東北東部(三陸海岸) M8.3~8.6(?)一説では、M9.0の可能性も |
死不1,000以上(多賀城周辺の人か?)、広範に大津波襲来。発光現象。雷ともなう。 |
800年から887年間の大地震と大噴火 | 「遺跡が語る地震の歴史」-産技研 寒川旭氏講演から |
800年 | 富士山大噴火 |
818年(弘仁9年7月) | 関東大地震M7.5以上 |
827年 | 平安京大地震 |
830年(天長7年)2月3日 | 秋田県西部の地震 |
850年(嘉祥3年) | 山形県北西部の地震 |
841年(承和8年)2月13日 | 長野県中部の地震 |
841年(承和8年)5月3日 | 伊豆北部の地震(静岡) |
850年 | 出羽国庄内大地震 |
856年 | 平安京地震 |
863年(貞観5年)7月10日 | 越後・中越地震(新潟) |
864年 | 富士山大噴火/937/1032/1083その他多く噴火しています。 |
868年(貞観10年)8月3日 | 播磨地震(兵庫) |
869年(貞観11年)7年10日 | 東北沿岸の巨大地震 地震に伴い発光現象。いわゆる貞観大地震M8.3or8.4もしくはM9.0だった可能性も。内陸にも被害会津の断層動く。 |
869年(貞観11年)12月14日 | 肥後大地震 |
871年 | 鳥海山噴火 |
878年(元慶2年9月29日)11月1日 | 関東地震 M7.4…死者多数、京都奈良で有感」(理科年表)-伊勢原断層(平塚博物館HPにリンク)-貞観地震の誘発か? |
880年(元慶4年)11月23日 | 出雲地震(島根)-宍道断層- |
881年 | 平安京大地震 |
887年(仁和3年)8月26日 | 南海巨大地震(東海と同時) いわゆる仁和大地震M8.0~8.5 |
気象庁発表の地震速報の推移 3.11地震発生直後、速報値(暫定値)をM7.9/と発表。その後暫定値を8.3/8.4/8.8と修正・変更し13日M9.0と変更しました。 気象庁の地震予知情報の横田課長は記者会見で「三つの巨大な(震源域の)破壊が、5分あまりの間に連続して発生するという、複雑な起こり方をしている。極めてまれで、気象庁の観測で初めての経験」と述べたと報道していました。 追加参考資料9月11日記 |
主な地震活動について
2011年3月の日本およびその周辺域におけるマグニチュード(M)別の地震の発生状況は以下のとおり。
2010年3月以降2011年2月末までの間、主な地震活動として評価文に取り上げたものは次のものがあった。
3月9日に三陸沖でマグニチュード(M)7.3の地震が発生し、宮城県で最大震度5弱を観測した。また、大船渡で55cmなど、東北地方や北海道地方・関東地方の一部の太平洋沿岸および伊豆諸島で津波を観測した。○ 3月9日に三陸沖でM7.3の地震が発生した。この地震の発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。GPS観測結果によると、この地震に伴い、大船渡観測点(岩手県)が約3cm東南東に移動するなどの地殻変動が観測されている |
2月22日 ニュージーランド南クライストチャーチでM6.3 死者65人震源の深さ5㌔。 2011年2月22日午後0時51分(日本時間同午前8時51分)ごろ、M6.3の強い地震発生。13分後にM5.6、午後2時50分ごろM5.5の余震。多くの日本人も被災。 2月22日の地震は、昨年9月発生したM7.0の強い地震が発生。その余震との事。9月の地震の際は、建物などには大きな被害が出ましたが、死者は出ませんでした。 2月23日付け「赤旗」より9月11日挿入 |
東京大学HP地震研究所のより
参考データ;地震発生確率について
地震発生確率 1995年 阪神淡路大震災の場合
発 生 地 震 | 地震発生直前の30年確率 | 断層の平均活動間隔 |
1995年1月17日兵庫県南部地震(M7.3)六甲・淡路島断層の場合 | 0.02%~8% | 約1.7~3.5千年 |
この予測数値でも、神戸・淡路の大震災が起こりました。
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根室沖-襟裳岬 | 下北沖-陸中沖 | 陸中-常磐沖 |
2011年東日本 | ◎ | ||
1611年慶長三陸 | ◎ | ||
12~13世紀 | ◎ | ||
869年貞観 | ◎ | ||
2000年前 | ◎ | ||
2500年前 | ◎ | ○ | |
3000年前 | ◎ | ||
3500年前 | ◎ | ○ |
発生年 | M | 地震名 | 死者・行方不明者 | 津波 |
1872 | 7.1 | 浜田地震(島根県) | 550 | ○ |
1891 | 8.0 | 濃尾地震(中部) | 7,273 | |
1894 | 7.0 | 庄内地震(山形県) | 726 | |
1896 | 8.5 | 明治三陸地震(岩手・宮城) | 21,959 | ○ |
1896 | 7.2 | 陸羽地震 | 209 | |
1923 | 7.9 | 関東地震 | 105,000余 | ○ |
1925 | 6.8 | 北但馬地震 | 428 | |
1927 | 7.3 | 北丹後地震 | 2,825 | ○ |
1930 | 7.3 | 北伊豆地震 | 272 | |
1933 | 8.1 | 昭和三陸地震 | 3,064 | ○ |
1943 | 7.2 | 鳥取地震 | 1,083 | |
1944 | 7.9 | 東南海地震 | 1,223 | ○ |
1945 | 6.8 | 三河地震 | 2,306 | ○ |
1946 | 8.0 | 南海地震 | 1,330 | ○ |
1948 | 7.1 | 福井地震 | 3,769 | |
1968 | 7.9 | 十勝沖地震 | 52 | ○ |
1978 | 7.4 | 宮城県沖地震 | 28 | ○ |
1983 | 7.7 | 日本海中部地震 | 104 | ○ |
1991 | / | 年雲仙・普賢岳噴火・大火砕流 | 43名死亡 | |
1993 | 7.8 | 北海道南西沖地震 | 230 | ○ |
1994 | 7.3 | 三陸はるか沖地震 | 3 | ○ |
1995 | 7.3 | 兵庫県南部地震 淡路・神戸 | 6,437 | ○ |
2000 | 7.3 | 鳥取西部地震 | 0 | |
2001 | 6.7 | 芸予地震 | 2 | |
2003 | 7.0 | 宮城県北部沖地震 | 0 | ○ |
2003 | 8.0 | 十勝沖地震 | 2 | ○ |
2004 | 6.8 | 中越地震 | 68 | |
2005 | 7.0 | 福岡西方地震 | 1 | |
2005 | 7.2 | 8.16宮城地震 | 0 | ○ |
2007 | 6.7 | 能登半島地震 | 1 | ○ |
2007 | 6.8 | 中越沖地震 | 15 | ○ |
2008 | 7.2 | 岩手宮城内陸地震 | 17 | |
2011 | 9.0 | 東北地方太平洋沖地震 | 20,458 | ○ |
2011 | 7.1 | 4.11地震(余震)湯ノ岳断層 | 4(断層による) |
◎1872年2月4日「島根県浜田沖地震」の記録 島根県安濃郡久手町出身(幕末に生まれ明治時代に邇摩郡、安濃郡の人々を北海道に移民させた久手町波根西村出身の米田和一(久手小学校一期生)の「縦横無尽録」(北海道大学・北方資料館保存)木村次雄氏提供 ◎1026年(万寿3年)6月17日大地震・洪水(津波?)(「縦横無尽録」米田和一著、及び久手町沿革史・年表-久手町史部会 渡辺健巌著より出典) ◎2011年6月4日01時57分に島根県東部の深さ11kmでM5.2の地震(最大震度4)が発生した。この地震の発震機構は北西-南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型であった。この地震は地殻内で発生した。最大震度1以上を観測する余震が5回発生している。 1923年8月以降の活動を見ると、今回の地震の震央周辺では、1997年6月25日に山口県北部でM6.6の地震(最大震度5強)が、2000年10月6日に「平成12年(2000年)鳥取県西部地震」(M7.3、最大震度6強)が発生している。(この部分は、気象庁発表より)(上記9月25日挿入) ◎「歴春ふくしま文庫⑬」によると2003年活火山について新しい定義を行なったと書いてあります。それによると、活火山とは『概に過去1万年以内に噴火した火山、及び現在活発な噴気活動のある火山』のこと云う。(火山噴火予知連絡会)従来の定義は、『過去およそ2000年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山』とされてきた。新たに活火山に肘折・沼沢(東北)・ニセコ北海道)・三瓶山(中国地方 島根県)など18の山が加わり108の活火山のことです。(「歴春ふくしま文庫⑬」出典 追加;7月7日) |
交通機関は、大混乱に陥ったが今回の大震災で東日本鉄道で、新幹線をはじめ在来線を走っていた車両に乗車していた人、一人の災害者も出さなかったことは、賞賛されるべきです。津波から迅速に避難した人、それを誘導した人々。 |
地震調査研究推進本部・気象庁・防災科学技術研究所・国土地理院・東京大学地震研究所・独立法人土木研究所・日本活断層学会
株式会社クレアリアより
地震調査研究推進本部 |
2011年4月11日福島県浜通りの地震に関する情報 |
気象庁 |
「平成23年(2011年)東北日本太平洋沖地震について(第35報)<全文pdf> |
防災科学技術研究所 |
東北地方太平洋沖地震以降の茨城県北部・福島県東部の地震活動 |
国土地理院 |
平成23年(2011年)3月15日22時31分頃の地震に伴う地殻変動について |
東京大学地震研究所 |
2011年4月11日の福島県浜通りの地震に伴う地表地震断層について |
独立行政法人土木研究所 |
4月11日の余震でいわき市に出現した地表地震断層(速報) |
日本活断層学会 |
2011年4月11日17時16分に発生した福島県浜通りの地震(M7.0)に関する情報 |
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参考 地震・断層/原発関連のHP
吉田東伍記念博物館吉田東伍による「貞観地震」に関する論文:明治39年12月発表
4.11/4.12地震の新聞報道を紹介します。
東京電力福島第一原子力発電所爆発に伴う放射線測定値と測定場所の地図=湯ノ岳平和研究所提供=2011/7/25以降測定速報 参考;日本の平均的な被爆線量は、0.04~0.06μSv/hと言われています。 |
東京電力と政府の責任で福島県民すべてに、積算放射線線量計を無償で与えるべきです。強く要求します。!また、食品の放射線量の測定を要望する、全ての飲食物の測定を無償で行える態勢を!
参考資料;小名浜に襲来した津波年表と建立地蔵菩薩 869~1968 -ただいま編集中です- |
前震/宮城北部 震度5弱 M7.3岩手・大船渡港で津波60㌢ 3月9日午前11時45分ごろ、東北地方で強い地震があり、宮城県北部で震度5弱のゆれを観測しました。気象庁によると、震源地は三陸沖で、震源の深さは約8㌔、地震の規模(マグニチュード=M)は7.3と推定されます。同庁はは東北地方の太平洋側に津波注意報を発令。午後0時16分岩手県・大船渡港で60㌢の津波を観測。注意報は発令から約3時間後に解除されました。 午前11時57分ごろと午後1時37分ごろ余震と見られる地震があり、それぞれ宮城県などで震度3を観測。気象庁は、最大1週間は震度4程度の余震が続くとして注意を呼びかけました。 津波はこのほか、午後0時25分に宮城県石巻市の鮎川で、同1時13分に岩手県久慈港でそれぞれ50㌢を観測しました。 気象庁によると、今回の地震は西北西-東南東方向に圧力がかかった逆断層型で、陸側のプレート(岩板)と太平洋プレートの境界で起きました。 「赤旗」3月10日付けより抜粋 この記事は、3.11東日本大震災の前震と、とらえることが出来ますので参考に記載いたしました。3.11の大震災が発生するまでは、研究者や学者の中には、この地震が本震であると考えていた人もいました。草木庵主 |
a) 3月9日に三陸沖でM7.3の地震(最大震度5弱)が発生した。午前11時45分 三陸沖 M7.3 震度5弱この地震の最大余震は3月10日に発生したM6.8の地震(最大震度4)6時23分 三陸沖 M6.8 震度4である。 b) 3月11日に三陸沖でM9.0の地震(最大震度7)が発生した。気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名した。この地震の最大余震は同日に発生したM7.7の地震(最大震度6弱)である(4月8日現在)。 c) 3月11日に福島県中通りでM5.1の地震(最大震度不明:調査中)が発生した。 d) 3月11日に宮城県南部でM5.2の地震(最大震度4)が発生した。 e) 3月12日に秋田県沖でM6.4の地震(最大震度4)が発生した。 (上記は、平成23年4月11日地震調査研究推進本部地震調査委員会の資料による。) |
気象庁地震情報2011年3月11日 15時1分発表2011年3月11日午後2時46分の全国の震度を掲載しています。 |
2011年3月11日の
|
![]() グラフに表示すると解りやすい。速報値は、その都度、発表してもらいたいものだ。どのようにすれば、市民にその情報が届くのか。必要とする時こそ生の情報が欲しいのだ。3.11以降の情報は、全く解らない。ただテレビで「想定外の事故」、「直ちに健康への影響は無い」、を繰り返すだけ。 |
右側の日本列島における地震・火山の履歴表について 「日本の科学者」2011.11号=地震と原発事故-福島原発震災の徹底検証を-立石雅昭氏=から引用と草木庵で一部追加 1100年前の貞観地震では、死不1,000以上、広範に大津波が沿岸部襲う。相馬でも痕跡確認。茨木北部まで。当時の日本の推計人口五百万人。当時の支配者、敵対していた蝦夷の人々も分け隔てなく、救援することを命じている。(三代実録から) 貞観地震・津波の研究は、多くの人々によって研究がなされています。 貞観地震について869年(貞観11年)5月26日陸奥の国の境が一番ひどい被害にあった。マグニチュード8.5(震度6)と推定され津波の波源域は宮城県から茨城県北部にかけて発生した巨大地震であった。(日本大学文理学部デジタルアーカイブより) |
福島県の太平洋側沖合では、県内全域に被害を及ぼした1938年の福島県東方沖地震(M7.5)や1987年に福島県沖で続けていくつか発生した地震(最大M6.7、M6程度の地震は5回)などが知られていますが、M8を越えるような巨大地震の発生は知られていません。1938年の福島県東方沖地震は塩屋崎の東方で発生し、県内の広い範囲で震度5が観測されました。小名浜の検潮所では107cmの津波が観測されましたが、津波による被害はありませんでした。地震の揺れにより家屋、道路、鉄道などの被害を含め、県内で死者1名などの被害が生じました。この地震の余震活動は非常に活発であり、本震の2時間後にM7.3、次の日にはM7.4の余震が発生するなど、M7程度の余震だけでも約2ヶ月間に6回発生しました。この海域では、巨大地震がないかわりに比較的大きめの地震(M7程度)が続発する傾向があるようです。 地震調査研究推進本部のHPより |
年月日 | 時刻 | 経 過 |
2011/3/9 | 11:45 | 前震発生 三陸沖M7.3 (最大震度5弱)3月9日に三陸沖でM7.3の地震(最大震度5弱)が発生した。また、大船渡で55cmなど、東北地方や北海道地方・関東地方の一部の太平洋沿岸および伊豆諸島で津波を観測した。 |
2011/3/10 | 06:23 | 前震発生 M6.8の地震(最大震度4) |
2011/3/11 | 14:46 | 三陸沖でマグニチュード9.0の地震発生 1~3号機が自動停止、外部電源を失う。 |
2011/3/11 | 14:50 | 気象庁大津波注意報発令 |
2011/3/11 | 15:14 | 政府、緊急災害対策本部を設置 |
2011/3/11 | 15:15 | 震源の深さ80km M:7.4 茨城県沖 最大震度:6弱発生 |
2011/3/11 | 15:26 | 大津波第一波波立海岸襲う(いわき民報社写真集「いわきの記憶」より) |
2011/3/11 | 15:35 | 21㍍以上の大津波東電第一原発を襲う。 |
2011/3/11 | 15:41 | 非常用ディーゼル発電器故障停止。東京電力、第一次緊急時態勢を発令。 |
2011/3/11 | 15:45 | オイルタンクが大津波により流出 |
2011/3/11 | 15:50 | 相馬港午後3時50分-7m30cm以上の大津波を観測/茨城県大洗港午後4時52分-4m20cm津波を観測/釜石港3時21分-4m20cmの津波を観測/宮古港3時21分-4m以上の津波を観測(NHK報道による) |
2011/3/11 | 16.00 | 保安院非常用電源(ディーゼル発電機)午後4時原子力災害特別措置法に基づく15条通報 |
2011/3/11 | 16:36 | 1号機と2号機は、非常用炉心冷却装置による注水が不可能になる。 |
2011/3/11 | 17:41 | 震源の深さ30km M:5.8 福島県沖 最大震度:5強 発生 |
2011/3/11 | 19:03 | 枝野幸男官房長官が、「原子力緊急事態宣言の発令」を記者会見 |
2011/3/11 | 19:35 | 福島県沖震源の深さ80Km M5.1いわき震度4 |
2011/3/11 | 20:50 | 福島県対策本部は、1号機の半径2キロの住民1864人に避難指示 |
2011/3/11 | 21:23 | 内閣総理大臣、1号機の半径3キロ以内の住人に避難命令、半径3キロから10キロ圏内の住民に対し屋内待機の指示 |
2011/3/12 | 01:頃 | 1号機の格納容器の圧力が設計想定の1.5倍に |
2011/3/12 | 03:59 | 震源の深さ10km M:6.6 新潟県中越地方 最大震度:6強発生 |
2011/3/12 | 04:32 | 震源の深さ10km M:5.8 新潟県中越地方 最大震度:6弱 発生 |
2011/3/12 | 05:42 | 震源の深さ0km M:5.3 新潟県中越地方 最大震度:6弱 発生 |
2011/3/12 | 06:過 | 原子力安全・保安院、1,2号機の中央制御室で通常の1000倍にあたる150マイクロシーベルト/時を観測と発表。 |
2011/3/12 | 09:55 | 保安院、1号機の燃料棒が一部露出し、被覆管が溶け始めている可能性が有ると発表。 |
2011/3/12 | 14:頃 | 保安院、1号機周辺でセシウムが検出と発表。 |
2011/3/12 | 15:36 | 1号機で爆発が発生、東京電力と協力会社の社員が4名負傷 |
2011/3/12 | 20:20 | 1号機への海水注入を開始。 |
2011/3/12 | 21:頃 | 官房長官は、水素爆発で屋外にいた3人が被爆したと発表。 |
2011/3/13 | 02:44 | 3号機(3号機では、2010年9月からプルサーマル運転中)で冷却装置が停止。 |
2011/3/13 | 04:15 | 3号機で燃料棒が露出し始める。 |
2011/3/13 | 08:56 | 放射線量が再び上昇し、制限値の0.5ミリシーベルト/時を越える。福島県は、被爆者が合わせて計22人を確認と発表。 |
2011/3/13 | 09:08 | 3号機に真水の注入を開始。 |
2011/3/13 | 09:20 | 3号機の格納容器の排気を開始。 |
2011/3/13 | 12:55 | 3号機燃料棒の上部1.9㍍が冷却水から露出。 |
2011/3/13 | 13:12 | 3号機の原子炉に海水の注入を始める。 |
2011/3/13 | 13:52 | 福島第一原発では、最も多い1.5575ミリシーベルト/時の放射線量を観測 |
2011/3/13 | 18:00 | 気象庁 津波注意報全て解除 |
2011/3/14 | 11:01 | 3号機の建屋が爆発、作業員及び自衛隊員合わせて11人負傷 |
2011/3/14 | 19:45 | 2号機の冷却水が大幅に減少し、燃料棒がすべて露出。 |
2011/3/14 | 21:37 | 福島第一原発の正門付近で3.130ミリシーベルト/時を観測 |
2011/3/15 | 06:10 | 2号機の建屋が爆発 |
2011/3/15 | 09:30 | 4号機建屋の4階部分より出火。 |
2011/3/15 | 11:59 | 国土交通省は福島第一原発の半径30キロ以内の上空を高度に関わらず飛行を禁止とする。 |
2011/3/15 | 22:31 | 震源の深さ10km M:6.0 静岡県東部 最大震度:6強発生 |
2011/3/16 | 05:45 | 4号機で再び出火 |
2011/3/16 | 08:37 | 3号機で白煙が上がり、水蒸気が出たと推測。 |
2011/3/17 | 09:48 | 3号機に、自衛隊のヘリコプター2機が計4回30トンの放水、消防車や放水車での放水始まる。原発内に送電線を引き込む作業が始まる。 |
2011/3/18 | 圧力容器内に海水を注入。 | |
2011/3/18 | いわき市ヨウ素剤の配布決める。 | |
2011/3/19 | 10:頃 | ヨウ素剤を藤原町自治会長が持ってくる。直ちに配布。 |
2011/3/19 | 16:07 | 官房長官は、福島県内の原乳、茨城県内のホウレンソウから食品衛生法上の暫定基準値を越える放射能濃度が検出と発表。 |
2011/3/19 | 18:56 | 震源の深さ20km M:6.1 茨城県北部 最大震度:5強の地震発生 |
2011/3/22 | 18:20 | 厚労省は、福島県の5市町村の水道から、乳児の基準値を越える放射性ヨウ素を検出と発表。 |
2011/3/22 | 東電、サーベイマップ(敷地内放射線量マップ)の測定開始、逐一米国(NRC)に報告(福島民友新聞2012/2/12付けより) | |
2011/3/23 | 07:12 | 7.12M6.0 /7.13M5.8 /7.34M5.5 /7.36M5.8、朝 四回地震発生震源いずれもいわき市南部 |
2011/3/23 | 18:55 | 夕方 震源の深さ10km M:4.7 福島県浜通り 最大震度:5強 発生 |
2011/3/23 | 東京都は、金町浄水場の水道水から1キロ当たり210ベクレルの放射性ヨウ素を検出と発表。 | |
2011/3/23 | 日本政府、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の一部を初めて公表する。 | |
2011/3/24 | 3号機で作業員3人が被爆、放射線医学総合研究所に移送、内2人が内部被爆 | |
2011/3/25 | 未明 | 冷却水濃度1万倍、コバルト60、ヨウ素131、セシウム13など検出 |
2011/3/27 | 2号機タービン建屋地下に溜まった水から1000ミリシーベルト/時以上の放射線量を計測。 | |
2011/3/28 | 敷地内の土壌からプルトニウムを検出。 | |
2011/3/31 | 首相福島第一原発1~6号機全て廃炉にと言明。原発増設は白紙と述べる。 | |
2011/4/01 | 広野町行政機能の受け入れをいわき市に要請 | |
2011/4/01 | 19:49 | 震源の深さ10km M:5.1 秋田県内陸北部 最大震度:5発生 |
2011/4/02 | 09:30 | 汚染水、コンクリート壁の亀裂から海に流出しているのを東電が確認。 |
2011/4/03 | 厚生労働省と福島県は、シイタケ出荷自粛を生産農家に要請。 | |
2011/4/04 | 19:過 | 原発敷地内の低濃度放射能汚染水を海に放出。 |
2011/4/06 | 1号機格納容器内へ、水素爆発を防ぐため窒素ガス注入を開始 | |
2011/4/07 | 23:32 | 震源の深さ40km M:7.4 宮城県沖 最大震度:6強地震発生 |
2011/4/11 | 17:16 | 震源の深さ10km M:7.1 福島県浜通り 最大震度:6弱 発生。この地震で塩ノ平断層発生 福島第一原子力発電所では、1号機から3号機の外部電源が途絶し一時注水が中断されたが、約50分後に再開された。土砂崩れが発生するなどして4人が死亡し、負傷者を10人出した。気象庁地震津波監視課は、「地震検知から6.3秒後の17時16分22.2秒に緊急地震速報(警報)を発表しました。」さらに、「11日18時00分現在、最大震度5弱を観測する余震が2回発生するなど(17時17分この地震で湯ノ岳断層発生か?、M6.0と17時26分、M5,6)、多数の余震が発生しています。」と報告しています。 この地震により13万年ぶりに活動した、「湯ノ岳断層」を経済産業省原子力安全委員会・保安院は、六月になって初めて認めるという間抜けぶり。だからこそ、「湯ノ岳断層」、「貞観地震」を追求していきたいのです。「貞観地震」も保安院及び東電は、無視してきました。 |
2011/4/11 | 17:26 | M:5.6 震源の深さ0km 最大震度:5弱 |
2011/4/12 | 14:07 | 震源の深さ10km M:6.3 福島県浜通り 最大震度:6弱発生 翌日4月12日14時07分に発生した地震においても、負傷者を1人出した。 |
東京電力福島第一原発事故の経過概要 3月9日から4月12日間
参考資料/3.11関連新聞報道;スポニチ新聞HPニュースの項から
スポニチ新聞 『「1000年に1度」の揺れ、貞観地震と酷似』
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スポニチ Sponichi Annex 社会のHPから転載9月11日挿入
北海道・根室沖から茨城県沖にかけての太平洋沿岸でM9クラスの巨大地震が、これまで想定されていなかった下北-陸中沖を含め三つあるとする論文を、北大特任教授平川一臣氏が2012年1月26日発売の専門誌『科学』(岩波書店)に掲載されました。
「こちら消防団4-2-4」の広報紙より 2011/7/31挿入
◎1995年阪神・淡路大震災地震M7.3 淡路断層 死亡6,437人 発光現象。 |
1952年カムチャッカ大地震M9.0 1957年アンドレアノフ大地震M9.1 1960年チリ大地震M9.5 1964年アラスカ大地震M9.2 2004年12月26日インドネシアスマトラ島沖大地震M9.0=インド洋大津波 2008年5月12日中国四川大地震M8.0 死者行方不明8万7千人以上(北京五輪の年) 2010年チリ中部地震M8.8 |
いわき周辺の断層に関する地図![]() 湯ノ岳断層をはじめとするいわきの断層(東北大学理科報告から)画像をクイックしますと拡大の地図になります。 いわき浜通りの断層の地図 湯本の断層の地図 断層系統図 今回動いた「湯ノ岳断層」・「塩ノ平断層」は正断層です。 「湯ノ岳断層」の周辺の地質図 |
▼用語 向斜 syncline 褶曲した地層の谷に当たる部分←→背斜、向斜谷 地層の向斜部に沿って発達した谷(広辞苑より) 背斜 anticline 褶曲して波状の呈す地層の峰の部分(広辞苑より) |
「活断層大地震の脅威」2008年NHKスペシャル放送から
2005年放映のNHKスペシャル「インド洋大津波~映像で迫るその全貌」から、クイック拡大
この年5月12日、M8.0の中国・四川大地震発生しています。
地震発生年月日 | 前回からの経過年数 | 地震の規模 | |
1 | 1793年2月17日 | ----- | M8.0~8.4 |
2 | 1835年7月20日 | 42.4 | M7.3程度 |
3 | 1861年10月21日 | 26.3 | M7.4程度 |
4 | 1897年2月20日 | 35.3 | M7.4 |
5 | 1938年11月3日 | 39.7 | M7.4 |
6 | 1978年6月12日 | 41.6 | M7.4 |
7 | ? | ? | ? |
宮城県沖地震の発生状況と起こりうる可能性(NHKサイエンスZERO 2012年9月16日放映及び湯ノ岳平和研究所調べから)
M7以上の将来の予測は、7の?マークの欄です。