コラム−12月21日

金正日死去

北朝鮮の朝鮮中央テレビは19日正午からの特別放送で、金正日総書記(69)が17日午前8時半に死去したと報じた。朝鮮中央通信は「心臓及び脳血管の疾病により、長期間治療を受けてきた。度事なる精神的、肉体的な過労により急性心筋梗塞が発生し、心原性ショックが合わせて起きた」と▼

朝鮮労働党中央委の報道文は「尊敬する金正恩指導者の、領導に忠実に従おう」とのべ、総書記の三男、正恩氏(28)が後継者になることを示唆した。金日成いらい3代の世襲だが、民主的な国家でなく原始的な「金王朝」だから、驚くにあたらない。いずれ朝鮮人民が変革するだろう▼

金総書記の死去で韓国も日本もそれぞれ安全保障会議を開き、北朝鮮の今後の動向について情報収集を強化した。「先軍政治」を唱える北朝鮮だから、ミサイルでも飛んでくるかと警戒を強める▼

日本共産党の志位委員長は北朝鮮の後継指導部が02年の日朝平嚢宣言と6ヵ国協議の共同声明に立ち返り、国際社会の一員としての道を進むことを願うと表明した。(12月21月)

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