コラム−2012年1月14日

野田改造内閣

野田内閣は4か月で改造に追い込まれた。「適材適所」で発足したはずが一川防衛相、山岡国家公安委員長が問責決議され、更迭しなければ野党の反発で国会が動かない。ついでに平岡法相、蓮舫行政刷新相、中川文科相も差し替えた▼

改造は岡田克也氏を副総理で社会保障・税一体改革担当に、防衛相には田中直紀参院議員法相には小川敏夫参院議員国家公安委量長に松原仁衆院議員、文科相には国対委員長だった平野博文氏をあてた。法案成立数が少なかったからか、と平野氏はぼやく▼

田中防衛相は相馬市の出身。2世議員で、中制の福島3区で当選3回、小選挙区制になって落選、妻の田中真紀子さんの地元新潟県から参院選挙区で当選した。福島時代から実績は不明で、防衛問題に精通しているとは思えない。改造内閣の弱点になりそうだ▼

野田首相は「課題を着実に推進するための最善、最強の布陣」と自画自賛した。国民の側からみると消費税を推進し、社会保障を改悪し、国民の暮らしを破壊する改造だ。(1月14日)

コラム2012年1月15日へ進む


コラムトップへ戻る(3月11日)


コラム4月1日へ


コラム5月1日へ

コラム6月1日へ

コラム7月1日へ

コラム8月1日へ

コラム9月1日へ

コラム10月1日へ


コラム11月1日へ

コラム12月1日へ


携帯対応−震災報告トップへ進む


携帯対応草木庵トップへ戻る