コラム−2012年1月9日
サッカー留学生
全国昌校サッカー選手権大会で、福島旦代表の尚志高校(私立、郡山市)は県代表として初のベスト4まで進んだ。2回戦で守山北(滋賀)を3対1、3回戦で桐光学園(神奈川)を3対3(PK4対2)、準決勝で桐生一高を3対1で破った。準決勝では四日市中央工に6対1で敗れた▼
尚志イレブンは大震災・原発事故で練習もままならない中で、あきらめない精神力、数少ないチャンスをものにする集中刀を発揮したなどと称賛された。イレプンの奮闘は大いに県民を励ました▼
尚志イレブンの出身中学校をみてみたら福島県出身は3人、あとは千葉県6人、埼玉県1人、東京都1人だった。交代メンバーをみても県内4人、千葉6人、埼玉2人、茨城、神奈川各1人だった▼
高校野球甲子園大会の福島県代表聖学院は県外からの野球留学生が多いと先に書いた。サッカーの尚志もそうだったのか。野球には留学生を1学年5人以下の規定があるが、サッカーには何の規制もないのか。これでは故郷代表を応援する気持ちも萎える。(1月9日)