コラム−20125月3日

改憲案が続々

憲法改正の発議ができるとされる憲法審査会が昨年か衆参両院で始動した。改憲各派は憲法記念日を前に、続々と改憲案を発表している▼

自民党の改憲案は天皇を「元首」「国旗は日章旗、国歌は君が代」、自衛隊は「国防軍」とする。「公の秩序を害する目的」の活動には表現、結社の自由を制限し、大災害などの場合、緊急事態を宣言することができるとしている▼

「たちあがれ日本」の改憲案は、「伝統的価値観、国柄を明確化、天皇元首化、自衛軍の保持」を盛り込む。「みんなの
党」「憲法改正の考え方」は「天皇元首」、「国旗、国歌は日章旗、君が代」で、一院制、首相公選、道州制を掲げる。民自公議員らの一院制議連は17年か定数500の一院制にする改憲原案を国会に提出した▼

「九条の会」など憲怯改悪に反対する運動は全国に広がり、改憲を阻止してきた。10年の国民投票施行時までに関運法の整備ができず憲法審査会の運営は壁に突き当たっている。改憲各派は改憲論議と法整備を並行して進める気だ。(5月3日)

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